• ホーム
  • 避妊薬として使われる女性ホルモン剤の効果

避妊薬として使われる女性ホルモン剤の効果

2019年06月16日
微笑んでいる女性

女性向けの経口避妊薬として利用されている有名な薬として低用量ピルがあります。
この低用量ピルは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる2種類の女性ホルモンが含まれている女性ホルモン剤です。
含まれているこれらのホルモンの作用によって卵胞の成熟を促すためのホルモンの分泌が抑制されるため、卵胞が成熟せず、排卵が発生しなくなります。
この作用によって、低用量ピルは避妊薬としての効果を発揮します。

正しく利用した場合の妊娠確率は0.01%と言われており、コンドームの3%と比較して非常に低い数字になっています。
ただし、2日連続して服用し忘れた場合には避妊効果が期待できませんので、コンドームなどのその他の避妊の方法を使う必要があります。

また、低用量ピルはもともと避妊薬として開発された薬ではあるのですが、女性ホルモン剤としての側面をもつため、月経の周期を安定化させたり、月経痛を軽減したり、PMS(月経前症候群)を改善する効果を発揮してくれる便利な薬としても活用されています。

低用量ピルは1日1錠ずつ服用し続けることで、体内の女性ホルモンのバランスを安定させることが出来ます。
ピルを服用している間は前述のとおり、卵胞の成長が抑制されて排卵が停止します。
そのため、女性ホルモンの量が大きく変動することがありません。
そのため、肉体的にも精神的にも安定した体調で過ごすことが出来るようになります。

また、昔のピルは大量の女性ホルモンを含む女性ホルモン剤であったため、大量を悪影響を及ぼすような副作用が見られましたが、現在は低用量のピルが主流となっていますので、副作用を心配する必要はあまりありません。